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女性首長の歴史

日本の高市早苗首相は初の女性内閣総理大臣として高い支持率の中、23日召集の通常国会冒頭に衆院を解散する意向を正式に伝達しました。
これにより衆議院の総選挙は1/27に公示され、2/8に投開票となりました。
「真冬の短期決戦」や「60年ぶりの冒頭解散」等呼ばれていますが、選挙戦はさておきまして、ここでは「女性首長」の歴史について調べてみました。

「女性首長(じょせいしゅちょう)」、つまり国や地方自治体のトップとして行政を率いてきた女性たちの歴史は、20世紀後半から急速に動き出しました。
かつての「首長」は君主制などの世襲が中心でしたが、近代以降、選挙や指名によって女性がトップに就くまでの歩みを、世界と日本の両面から見てみます。

1. 世界の女性首長の歴史世界で初めて「選挙や民主的な手続き」で女性が国家リーダーになったのは1960年代のことです。

年代人物名国名役職特徴
1960年 シリマヴォ・バンダラナイケスリランカ首相世界初の女性首相。夫の暗殺後に就任。
1966年 インディラ・ガンディーインド首相「インドの鉄の女」。通算15年以上在任。
1969年 ゴルダ・メイアイスラエル首相建国の母の一人。第四次中東戦争を指揮。
1974年 イサベル・ペロンアルゼンチン大統領世界初の女性大統領(夫の急死に伴う昇格)。
1979年 マーガレット・サッチャーイギリス首相先進国初の女性首相。保守的な経済改革を断行。
1980年 ヴィグディス・フィンボガドゥティルアイスランド大統領世界で初めて民主的な選挙で選ばれた女性大統領。

近年では、ドイツのアンゲラ・メルケル氏(在任16年)や、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン氏(在任中に産休を取得)など、長期政権や新しいライフスタイルを象徴するリーダーも登場しています。

2. 日本の女性首長の歴史日本では、戦後の男女同権(1945年の参政権付与)から数十年を経て、ようやく女性首長が誕生しました。

日本初の誕生(町村長・市長・知事)
初の町村長(1955年):山西きよ 氏(大阪府加納村長)日本で初めて自治体トップとなった女性です。
初の市長(1991年):北村春江 氏(兵庫県芦屋市長)弁護士出身。日本初の女性市長として、当時大きな話題となりました。
初の知事(2000年):太田房江 氏(大阪府知事)通商産業省(当時)出身。都道府県のトップとして全国初の女性知事となりました。

3. 近年の動向その後、2000年代に入ると各地で女性首長が増加しました。

2016年:小池百合子 氏が東京都知事に就任。首都のトップとして初の女性となりました。
2024年:自民党総裁選を経て、高市早苗 氏が日本初の女性首相に就任し、日本の憲政史上に新たな一ページを刻みました。

女性首長をめぐる変化歴史を振り返ると、初期の女性リーダーは「有力な政治家の妻や娘(世襲的背景)」であるケースが多く見られました。

しかし、現代では以下の2点が大きな変化として挙げられます。
専門性とキャリア:弁護士、官僚、ジャーナリストなど、自身の専門的なキャリアを背景に当選するケースが主流になった。
多様なリーダー像:強権的な「鉄の女」スタイルだけでなく、共感や対話を重視する「ソフト・パワー」を持つリーダーも評価されるようになった。

かつては「例外的な存在」だった女性首長ですが、現在は世界で30カ国以上(2025年時点)に女性の国家元首・首脳が存在しており、政治における当たり前の選択肢へと変化しています。

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